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歴史を直視した不再戦・平和外交、教育の重要-「満州事変」82周年つどい

カテゴリー: 県内団体の催し

 9月18日は、82年前の1931年に日本の関東軍が南満州鉄道の線路を爆破し、それを中国側の仕業にして中国軍を攻撃した日で、中国との「15年戦争」の始まりとなった日です。その9月18日、富山市内で「9・18『満州事変』82周年のつどい」が開かれました。「9・18集会実行委員会」(日中友好協会富山支部・県歴史教育者協議会・治安維持法犠牲者国賠要求同盟県本部・県AALA連帯委員会・安保破棄諸要求貫徹県実行委員会)が主催。

 県歴史教育者協議会の松浦晴芳さんが基調報告。松浦さんは、いま安倍政権のもとで中国脅威論、対外強硬論があおられ、「戦争する国」づくりのために、解釈改憲と侵略・植民地支配美化の国定教育が狙われていることを指摘。歴史を直視した不再戦・平和外交、教育の重要性を強調しました。

 この後、中国侵略の加害体験を証言した「泥にまみれた靴で」、韓国の日本軍「慰安婦」が証言した「15のときは戻らない」のDVDを鑑賞しました。

 参加者からは、「過去の侵略行為への謝罪は不可欠」「韓国に旅し真実を学んでいきたい」「天皇の戦争責任の免罪が無反省な勢力ののさばりを許している」などの意見が出されていました。

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