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高岡市12月議会:子ども医療費無料化の拡大を。倒産防止の緊急融資を。国保税・保育料・下水道使用料の引き下げなど金平市議が質問

カテゴリー: 党・議員(団)ニュース

 改選後初の12月市議会・総括質問で金平市議は38項目にわたり高橋市長等に質問を行いました。その概要を順次お知らせします。

子ども医療費無料化の拡大を。倒産防止の緊急融資を。国保税・保育料・下水道使用料の引き下げを。志賀原発の再稼働ノー!《金平市議が高橋市長に総括質問で質問一提案》

 高橋市長は「①子どもたちへの適切な医療、必要な医療が提供される機会の確保という観点、②これまで本市が取り組んできた助成拡大に伴う効果や受診動向の変化等の検証、③持続可能な制度運営をするための検討等を通じ、今後の在り方について検討したい」と答弁しました。

 この答弁に対して金平市議は「今回の12月議会では、ほとんどの会派がこの問題で質問している。議会の環境は整った。ぜひ新年度から実施を」と強く要望しました。来年度からの通院費の無料化の中学校3年生までの拡大が期待されます。

小泉元首相の「原発ゼロ」発言への受け止めは?

 原発ゼロの世論が大きく広がる中で、小泉元首相の「原発ゼロ」発言が注目されていますが、金平市議の質問に対し市長は「国の最高責任者であった方が『原発ゼロが良い』と発言されたことは報道で承知している。私は、エネルギー政策の在り方は重要な国策の一つであり、原発ゼロを議論するにしても、温暖化対策やエネルギーの安定供給をどのように実現するかなど、様々な課題を並行して議論しなければならない。今後、国において十分に議論され方向性を国民にしっかり示していただきたい」と答えるに留まりました。

倒産防止の特別融資の創設を!

 消費税の8%への大増税が来春から強行されようとしています。中小企業の倒産の増大の懸念が広がっています。金平市議の提案に対して市長は「中小企業の資金需要に対しては、小口事業資金や中小企業振興資金、景気対策緊急資金や緊急経営基盤改善資金の制度により対応している。今後とも、経済情勢の動向に応じ、経営安定のため、必要な融資制度について研究したい」と答弁しました。

ほくほくFG株の売却で5,059万円の新たな財源生まれる

 高岡市は2001年、北陸銀行(現在のほくほくFG)の経営支援のために世論の反対の中で、38万4千株を4,992万円で購入しました。金平市議は今日、高岡市が株を保有する意味はなくなっており、売却して市の一般会計に繰り入れて、市民生活向上のための財源として活用すぺきだと一貫して提案してきました。
 12月市議会の総括質問で金平市議は「保有の意義のないほくほくFG株の売却の取り組みは?」と質問。市長は「平成14年の出資額4,992万円に相当する5,059万円を、これまでに売却し歳入に繰り入れた」と答弁しました。新たに生まれた5,059万円の貴重な財源は市民生活向上のために活用されることが期待されます。

(「日本共産党高岡市議会ニュース」第599号 2013年12月19日)

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