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子どもの貧困と格差なくして-教育署名14,612人分集まる

カテゴリー: 県内団体の催し

県議会議長に提出-ゆきとどいた教育をすすめる会

 「ゆきとどいた教育をすすめる富山の会」は11月28日、県議会に高平公嗣議長を訪ね、「子どもの貧困と教育格差をなくし、ゆきとどいた教育を求める」請願署名14,612人分を提出しました。中村弘之代表はじめ参加団体から4人が参加しました。

 昨年に続き、日本共産党のひづめ弘子県議、民主党・県民クラブの笠井和広県議、社民党の田尻繁県議が紹介議員になりました。

 請願事項は、小中学校と高校での35人以下学級の実現、教育にかかわる保護者の負担軽減、学校の施設・設備の改善・充実など7項目。教育署名の趣旨を説明した中村代表は、「経済的理由で高等教育を断念せざるを得ない子どもが増えている。給付制の奨学金の拡
充を含め、教育条件の整備は急務になっている」とのべました。

 県高教組の代表は、高校授業料の無償化に所得制限を導入したことで、全日制の多くの家庭が910万円以下の所得証明書を卒業まで4回提出しなければならなくなったと指摘。また、一人親世帯では、一人になった理由を書かなけれぱならなくなったことをのべ、配慮が必要だと訴えました。

 高平議長は、「みなさんの熱い思いと、署名をいただいたことをしっかり受け止めていきたい」とのべました。

 ひづめ県議、田尻県議が同席しました。

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