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高岡市:金平市議が定住対策の抜本的強化を提案 ほか

カテゴリー: 党・議員(団)ニュース

小・中学校の『校舎・体育館の耐震化事業』の前倒し実施を!-日本共産党が来年度の高岡市予算編成で要求

 日本共産党は、昨年末に高橋市長に対して新年度の高岡市予算編成への要望書を提出しましたが、このほど市当局から回答がありました。

 市民から要望の強い「小中学校の体育館・校舎の耐震化事業の前倒し実施を」との要望について「平成28年度までに学校施設の耐震化率100%とすることを基本目標に、今後とも耐震化工事の前倒しを含め積極的に取り組みたい」との回答があり、次のような予算措置が示されました。

■学校耐震化事業費
校舎(石堤小・高陵中)3.91億円。体育館(博労小)1.2億円

■志貴野中学校改築事業費12.37億円

■戸出西部小学校体育館改築・校舎耐震化事業費3.54億円

■野村小学校体脅館改築事業費2.47億円

良好で安定した雇用環境を実現している自治体で人口が増加!-2・9市議会総文委で金平市議が定住対策の抜本的強化を提案

 2月9日開催の総務文教常任委員会で金平市議は「内閣府が公表している『地域の経済2014-経済の好循環の波及に向けて』では、全国的に人口減少が進む中、良好で安定した雇用環境を実現している自治体では人口が増加している。また、住環境整傭や子育て環境充実が注目されていると報告されている。高岡市の平成27年度における人口減少対策・定住対策の考え方は」と質問。

 当局は「全国の例に見られるように、人口減少対策として雇用環境は一つのポイントであると考えており、本市が取り組んできた『住まい』『働く場』『子育て』の3本柱に『女性』『若者』の視点を取り込んで対策を進めていきたい。また、人口減少対策には、観光・福祉・防災等の総合的な取り組みが必要であり、総合的な取り組みを進め、誰もが住みたくなる・住み続けたくなるまちを実現していきたい」と答弁しました。

入札の不調・中止問題-予定価格の見直し、労務単価の見直しを!

 同委員会で金平市議は「全国各地で公共工事の入札の不調や中止が相次いでおり、県内で県立美術館の入札が不調となり問題となっている。高岡市でも、入札の中止が多く見受けられるが、直近の状況は? また、予定価格や労務単価の見直しが課題と思うが、見解は」と質問しました。

 当局は「本市の入札の状況は、平成27年1月末時点で、全入札案件702件のうち61件が中止となっており、落札率は91.3%となっている。入札の不調・中止への対策として、国が26年2月に労務単価を大幅に引き上げたことに本市も追随した。併せて、見積書の取り直しや工期の延長、工事ロットの拡大、地域にこだわらない事業者選定等に努めている」と答えました。

 

「日本共産党高岡市議会ニュース」第657号 2015年2月26日

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