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認知症があっても安心して暮らせる社会に

カテゴリー: 県内団体の催し

認知症の人と家族の会が後援会

 認知症の人と家族の会富山県支部は11日、富山市で「2016世界アルツハイマーデー記念講演会」を開きました。
 講師は、来年4月、京都で開かれる世界アルツハイマー病協会国際会議の組織委員であり、認知症ケアの第一人者である本間昭氏。本間氏は、「認知症の最新情報~世界と日本のいま―認知症があっても安心して暮らせるために、ともに新しい時代へ」と題して講演。
 参加者からは、「わかりやすい話だった」との声が出ていました。
 全国の「家族の会」は、介護現場、当事者の願いに背を向ける介護保険の改定に対して、撤回を求める要望書を提出。さらなる負担増、給付抑制の動きに対して、8月、厚生労働大臣に要望書を提出しています。
 講演会の参加者一同によるアピールは、「認知症の本人と家族のみならず、認知症に関わる事業者、そこで働く人たち、研究者、行政関係者、ボランティアのみなさんが、介護の社会化をすすめてきた介護保険を後戻りさせないために、特に憲法9条・25条を尊重し、認知症があっても安心して暮らせる富山県をつくるために、ご一緒に知恵を出し、声をあげてくださるように心から訴えます」と、強調しています。

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