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社会保障問題中心に学習 日本共産党県委員会地方議員研修会開く

カテゴリー: 党・議員(団)ニュース

 日本共産党富山県委員会は8、9の両日、富山市で地方議員研修会を開き、21人が参加しました。
 党中央政策委員会の谷本諭氏が「2017年度政府予算案と社会保障の現状について」をテーマに講義。谷本氏はまず、社会保障を手当たり次第に削減している安倍政権の社会保障政策について告発しました。格差と貧困が拡大し中間層が疲弊するなか、社会保障改悪を許さず日本経済のゆがみを正すために税金の集め方と使い方を根本的に変える財源論を大いに語ることが不可欠だと指摘。同時に、国民の暮らしを守る政策での野党共闘をさらに進展させ、総選挙に勝利することが必要だと述べました。
 講義の後半では、「国保の都道府県化」と医療改悪、介護制度の問題点などを詳しく報告。国庫負担増などで貧困化と高負担の悪循環を断ち切ることでこそ国保を再生できると強調。介護の危機を打開するためにも公的保険の拡充が必要だとして、そのための論戦と運動の強化を呼びかけました。
 上田俊彦県委員長は、第27回党大会を力に総選挙、富山市議選、砺波市議選を皮切りに今年たたかわれる一連の地方選勝利と7月の都議選勝利を訴え。そのためにも、7月末まで全党員の大会決定読了、党勢拡大で前回総選挙時を回復・突破する取り組みの先頭に地方議員が立つよう呼びかけました。
 ひづめ弘子県議も県政について報告。参加した地方議員がそれぞれ、地方議会での取り組みを紹介しました。

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