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原発ゼロの日本をつくろう   3・10県民集会に250人

カテゴリー: 県内団体の催し

北陸電力本社前で、「原発再稼働反対」をアピールする参加者ら

 県内の学者、医師、弁護士、僧侶らがよびかけて結成した「さよなら原発3・10富山集会実行委員会」は10日、富山市内で”原発事故から8年・・・福島をわすれない”「さよなら原発3・10富山集会」を開きました。約250人が参加し、原発の再稼働ストップ、原発ゼロへの決意を新たにしました。
 集会では、大島堅一龍谷大学教授が「原発ゼロへ エネルギー政策の転換を―原発コストの偽り」と題して講演しました。
 大島教授は、原発の「コスト」は誰が払うかが一番重要な問題だと指摘。加害者であり、汚染者である東京電力が負担すべきものを、税金や電力料金として国民の負担に押し付けている「原発コスト」の構造を解明しました。その上で、廃炉費用や事故処理費用を含めた原発コストは、他の発電方式よりも高く、コストが国民に転嫁されていることを強調。今がエネルギー政策の転換点にあり、原発ゼロの日本をつくろうと呼びかけました。
 呼びかけ人の土井由三氏が主催者あいさつ。政党から、日本共産党の青山りょうすけ参院選挙区予定候補と、社民党の東篤富山市議が連帯あいさつしました。
 集会後、参加者はパレードし、北陸電力本店前で「原発再稼働するな」などとコールして、アピールしました。

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