国民の食糧と健康を守る運動富山県連絡会(富山県食健連)は9月29日、射水市(旧小杉町)で「いもほり交流会」を開きました。毎年この時期に開き、20年以上続けています。
畑を提供した坪田年夫さん(81)は、「このあたりの農家はりんごやなしをつくっているが、後継者がいなくて耕作を辞める人が年々増えている。TPPが実施されたら農業は本当にダメになる。いもほりを楽しみながら、農業について考えてほしい」とあいさつしました。
参加した約20人の親子は、さつまいもが埋まる畝(うね)に手を突っ込み、一つひとつ掘りだしていました。子どもたちは、大きなさつまいもが出る度に歓声を上げて喜んでいました。
小学校4年生の娘と参加した女性(40)は、「子どもが保育園のとき以来していないというので参加した。子どもは楽しいと言っているし、初めて参加した私も大きないもが出てきてびっくりした」と話していました。
掘り収ったいもは、ふかして、参加者で食べました。