万葉線・JR線の安全確保《金平直巳市議》万葉線新吉久電停での事故の再発防止を。JR線の安全確保を!
9月30日の議員協議会で金平直巳市議は「9月27日の夜、県道上の万葉線新吉久電停で電車を待っていた市民が乗用車にはねられた。同電停では、平成20年に高齢者が死亡する事故も起きている。このような事態をどう受け止め、行政としてどのように対応するのか」と質問しました。
永山生活環境部長は「5年前の事故以来、乗り場の移動や照明の新設、発光体の埋め込み等の対応をとってきたが、道路が狭いという構造上の問題がある。今回の事故をうけ、警察や県、万葉線株式会社、市において今後の対応を協議していく予定だ」と答弁しました。
頻発するJR線のトラブルについて
さらに金平直巳市議は、JR線での様々なトラブル、JR北海道での事故の多発により、公共交通への不信感が高まっていることを指摘し「JRにおいては、保安要員が少なく技術の蓄積が弱いことにより、同じトラブルが頻発している。このような状態で並行在来線が資産譲渡されれば、修理費が膨大となり、赤字経営の危険性が高まる。JRに対して、保守点検、修理に万全を期すようあらためて要請を」と提起しました。
林副市長は「安全性の確保は極めて大事なことと認識している。JR西日本金沢支社に対して、本市としての要請とともに、あいの風とやま鉄道株式会社を通じての要請も必要と考えており、今後、対応したい」と述ぺました。
金平直巳市議は「本市が策定を進めている総合交通戦略の検討において、公共交通の安全性の確保ということの比重が小さい。もっと太い柱に位置付けるべきでは」と提案。
副市長は「ご指摘のことも含め検討したい」と答弁しました。
下水道使用料の負担軽減《金平直巳市議》市の一般会計からの支援を他市並みに強め、使用料の軽減を!
9月議会の決算審査で金平直巳市議は下水道使用料について、県内市のなかで、下水道使用料の負担軽減のための市の一般会計からの支援が、高岡市が極めて少ないことをふまえて「一般会計からの繰入金を増額して下水道使用料の負担軽減を」と提案しました。
当局は「下水道使用料単価の設定は、料金収入と一般会計からの繰入金を財源とし、事業経費との収支バランスにより算定されている。次期計画策定の際には、一般会計からの繰入金の増額も検討し、利用者への負担軽減に努めたい」と前向き姿勢を示しましたが、市民の下水道使用料の負担軽減にむけた当局の取り組みの抜本的強化が求められます。
「日本共産党高岡市議会ニュース」第591号 2013年10月10日より