6月7日に富山市入りした原水爆禁止2014年国民平和大行進富山-広島コースは8日朝、富山市の県庁前公園を出発し、射水市、高岡市に向かいました。
出発集会で主催者を代表してあいさつした滝澤弘実行委員会代表委員(元富山大学学長)は、原爆の非人道性を認識しながら原爆をつくった科学者オッペンハイマーの苦悩を描いたアメリカ映画「始めか終わりか」(1947年製作、日本公開1960年)を紹介しました。世界は核兵器廃絶への動きが広がり、日本の平和行進も報道されるようになっているのに、日本政府の動きは逆に向かっていると思われると批判。核兵器は必ず「終わり」にしようと訴え、参加者を激励しました。
日本共産党の ひづめ弘子県議が連帯のあいさつをしました。
集会後、100人余の参加者は、増川利博県労連議長の指揮のもと、射水市に向けて出発。参加した男性(42)は、「日頃、核兵器問題を考える機会は少ないが、今回の平和行進に参加して核兵器は早くなくさなければと思う」と話していました。