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【衆院選】総選挙の結果について-2014年12月14日 党県委員長 上田俊彦

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総選挙の結果について

2014年12月14日 日本共産党富山県委員会委員長 上田俊彦

1.結果について

 全国的に議席が8から21と躍進し、昨年の参院選に続く躍進の流れをつくることができた。北陸信越では、悲願の11年ぶりの議席を獲得することができた。私たちは、選挙区でのたたかいが比例にも生きるよう相乗的にたたかってきたが、舟橋村が倍加したように、比例の勝利に貢献できた。

 選挙区では、いずれも定数1の壁を打ち破ることができなかったが、全体として前回票を大きく伸ばし、3区では18%を超え、法定票を超える結果となった。どの選挙区
も善戦健闘した。ひきつづき定数1でも当選できるよう力をつけたい。

2.今度の選挙戦の特徴について

 第一に、消費税増税、経済対策、原発再稼働、集団的自衛権行使、沖縄新基地建設など、国政の重要課題が問われた。私たちは、国民の願いにたって、安倍内閣の暴走に正面から対決するとともに、有権者に対案を示して、政策論戦を展開した。自民党は国政の重要問題について論戦を避け、維新の党の候補は「政策よりも人物を」と、まともに政策を訴えなかった。

 私たちの訴えた政策は、今後のたたかいに生きるものであり、一致点にもとづく幅広い団体、個人との共同を強め、政治を変えるために力を尽くしたい。

 第二に、今回の選挙は、「自共対決」が大きな特徴であった。民主党が候補者を立てられないなかで、政策的、政治的対決においても、立候補の構図からいっても、文字通り「自共対決」となった。「安倍暴走政治に真正面からたたかっている日本共産党を伸ばせば政治は変わる」、という訴えが、有権者のなかに届き始めた。いっそう、自民党政治への批判の受け皿として、県民の期待に応えたい。

 第三に、民主党や第3極といわれる政党は、県内でもその影響力が大きく低下するなど、政党間の力関係の激変が生まれた。今後、わが党は県民の切実な要求を実現するため、県内でも自民党に次ぐ政治勢力として大きく躍進するために奮闘したい。

3.いよいよ本格的な「自共対決」時代が始まった

 日本共産党の国会での発言力が高まり、安倍内閣の暴走ストップの圧力となることは間違いない。この躍進を力に、4月のいっせい地方選で過去最高の県議団をつくるために、また選挙で掲げた公約実現のために、県民と手を携えてたたかうものである。

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