国民の怒りを政権にぶつけ、参院で廃案に
日本共産党富山県員会は19日、富山市の総曲輪フェリオ前で、藤野やすふみ衆院議員を迎えて街頭国会報告会を開きました。約50人が訴えを聞きました。
報告の冒頭、藤野氏は自民、公明両党による戦争法案の衆院での強行採決を激しく批判しました。衆院の審議のなかで、戦争法案が合憲だという安倍政権の主張の根拠がことごとく破たんしたことを強調。戦争法案に対する国民の反対が町内会レベルにまで広がっていることを紹介し、国民の怒りの声をさらに広げ、安倍政権にぶつけて、参院で必ず廃案に追い込もうと訴えました。
高橋わたる県書記長(参院選挙区候補)は、戦争法案を参院で廃案に追い込み、来年の参院選で日本共産党が勝利するために全力を上げる決意をのべました。
宣伝カーのそばで話を聞いていた男性は、「スッキリした。よくわかった。がんばって」と藤野氏を激励していました。
党県委員会と富山地区委員会は報告会が始まる前から、同じ場所で戦争法案反対の署名への協力を呼びかけ。買い物客らが次々と署名に応じていました。署名した女性(68)は、「自民党と公明党の強行採決に腹が立って仕方がない。安倍政権は『あなた方の命を守るためだ』というが、自衛隊員を戦場に送りだすことがどういうことか考えていない」と怒りをあらわに話していました。