「9条の会」連絡会「県民主医療機関連合会」が抗議声明発表
安倍自公政権は、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論を無視して17日、参院安保法制特別委員会で憲法違反の戦争法案を強行採決し、19日の本会議で強行可決しました。富山県内の日本共産党や民主団体は、宣伝や声明で同法案の強行に抗議しました。
17日に開かれた参院安保法制特別委員会で自民、公明などが戦争法案を強行採決したことに対して、同日夕、日本共産党は県内各地で抗議の宣伝にとりくみました。
党県委員会と富山地区委員会は富山市の富山駅南口前と北口前で宣伝。高橋わたる県書記長(参院富山選挙区予定候補)は、「参院特別委員会の強行採決は、国民の声を無視した暴挙以外の何ものでもない。この国に民主主義と立憲主義をとり戻そう」と訴えました。何人もが激励の手振りをし、「何か行動することがないですか」と声をかける若者もいました。
高岡市では、党のスタンディング宣伝の前を車で通りかかった女性が、「あれで採決といえるの」と怒りを込めて話しかけてきて、いっしょに宣伝に参加する一幕もありました。党は、18日以降も、各地で戦争法案の強行に抗議し、廃止を求める宣伝にとりくんでいます。
「9条の会」富山県連絡会、富山県民主医療機関連合会、戦争法案に反対する呉羽連絡会はそれぞれ、強行採決に抗議声明を発表しました。