「オールとやま県民連合」(準)結成 日本共産党県委員会に協力要請
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める『オールとやま県民連合』」準備会(略称・オールとやま)が1月17日、結成されました。戦争法に反対する富山県内の元首長、元大学教員、弁護士、医師、僧侶、音楽家、歌人、市民活動家10人が世話人となって呼びかけたもので、1月19日、富山市で結成の記者会見を開きました。
会見には、世話人の元小杉町長の土井由三氏、富山大学名誉教授の星野富一氏、僧侶の阿部行道氏と賛同者らが出席。戦争法(安保法制)廃止と立憲主義の回復、個人の尊厳を擁護する政治の実現のために、参院選で野党共闘を求めるために結成したと説明しました。
3人の世話人は、会見後ただちに、民主党、連合、社民党、日本共産党を訪ね野党の統一候補実現を要請。生活の党、維新の党や一人会派へも後日、申し入れをしています。
日本共産党への申し入れでは、上田俊彦県委員長、ひづめ弘子県議、高橋わたる書記長(参院富山選挙区予定候補)が応
対。土井氏は、自民党支持者のなかにも安倍政権のやり方に疑問を持っている人も多いとして、「統一候補ができれば支持してもらえると思う」と話しました。星野氏は、楽観はできないが、野党の統一候補で一致できれば勝てないことはないとのべ、「できることは最大限やりたい」と決意を語りました。
上田氏は、「オールとやま」結成の尽力に感謝を表明。「県民の少なくない人たちが自民党でない選択肢を望んでいると思う」とのべ、「党としても戦争法廃止の野党共闘実現に粘り強くとりくみたい」と応じました。