県労連が第51回定期大会開く
富山県労働組合総連合は13日、富山市で第51回定期大会を開きました。
あいさつした増川利博議長は、安倍政権は参院選後、自民党の改憲草案をベースに改憲論議をすすめようとするなど、暴走を加速していると批判。さまざまな分野で過密労働がはびこり、いまこそ労働者は団結しないといけないと強調しました。一方で、昨年から戦
争法反対のたたかいが広がり、野党共闘も実現したと強調。10月6日告示、23日投票の県知事選で、自民党直結の石井県政を変えようと呼びかけました。
「明るい富山県政をみんなでつくる会」(略称・みんなの会)の高橋わたる県知事候補=無所属新=があいさつ。石井隆一知事は、「自民党の理念を尊重」し、市町村の子どもの医療費無料化の拡充にペナルティを科すなど、県民に冷たいと批判。自民党の政務活動費の不正をただし、切実な県民の要望を実現するために全力をあげる決意をのべ、支援を呼びかけました。
大会では、改憲と戦争する国づくりNO、格差と貧困の是正、5000人の県労連への組織建設をはかるなどの2016年度の運動方針を決定しました。高橋知事候補を推薦することも決め、増川利博議長、高野善久事務局長をはじめとした役員を選出しました。
農民運動富山県連合会の水越久男副会長、全国労働組合総連合の長尾ゆり副議長が、それぞれ来賓のあいさつをしました。