新日本婦人の会県本部、県高教組、県平和委員会の3団体は4月22日、県が1999年から行ってきた中学生の職場体験事業「14歳の挑戦」で、富山市の中学校が自衛隊を体験先にしていたことについて申し入れを行いました。各団体の代表者4人が参加。県教育委員会が対応しました。
申し入れでは、県自衛隊協力団体広報誌に陸自富山地本が「14歳の挑戦」を支援したと報じていることについて、県教委自身が明記している「原則として校区内で受け入れ先を探す」「生徒は自宅から直接職場へ通う」などの活動方法に著しく反すると指摘。自衛隊そのものが、殺傷訓練など危険な任務も行う、民間企業や一般公務職場とは異なる「実力組織」であることからしても、中学生の体験先として適切ではないと指摘しました。
申し入れに対して県教委は、「全体を把握したうえで連絡する」と答えました。
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「14歳の挑戦」などめぐり 3団体が県教委に申し入れ
カテゴリー: 県内団体の催し