7月6日夕方、富山駅前で党と民青の若者たちがシールアンケートに取り組みました。6月から毎週土曜日に開催し、これで6回目です。投票にいく?行かない?とききながらシールを渡し足を止めてもらいます。気軽に協力してくれ、「消費税増税は困る」「年金って俺達もらえないの?」などと対話が弾みます。そして、「消費税増税ストップ」「減らない年金を」「最賃を時給1500円に」など、9項目の中から実現してほしいと思うものに「幾つでも貼ってください」と投げかけます。
「う〜ん」と考えながら1つ2つ貼る人、「あ、時給1500円、絶対これ!」などと貼る人などなど。
浪人中の18歳の男性は「投票に行きます」と答え、「学費を半額に、返さなくていい奨学金を」にシールを貼りました。山口県から卓球の試合に参加しに来たという男女は「原発ゼロ」を選択しました。そして、「イージスアショアで問題になってますね。安倍さんの地元ですよね?」というと、「あんな馬鹿なことはない。みんな反対。安倍なんかダメだよ」と強い口調で答えました。若い女性は投票に行かない理由は「投票日は予定がある」とのことで、期日前投票があるんですよ、と知らせました。22歳の長野出身の女子大生は、「住民票が実家にあって一回も選挙にいったことがない」と答えました。18歳になったという高校生のグループは「初めて投票に行く」とのことで、真剣に考えてくれました。きゃっきゃと騒ぎながら協力してくれた男女6〜7人のグループは、「消費税絶対困る」と言いながら「安倍やめろ」と過激に叫びました。
消費税、9条改憲反対、最賃、年金、環境問題など、強い関心をもって話してくれました。わずか1〜2分の会話から、深い会話になり、暮らしをいためつける政治の本質に迫ることができます。そして、日本共産党が具体的な財源も示していることを「しんぶん赤旗」号外を手渡しながら説明し、「ぜひ後から読んでみてください」と手渡すとほとんどの人が持っていきました。この日のシール協力者は、対話総数は71人でした。
取り組みに参加した党員は、「若者は無関心だとする見方が多いけど、対話してみると真剣に考えていることがわかりました。自らの生活と政治とが結びついていることを感じてもらうこと、投票で政治は変わることを、いかに伝えていくかが大事だと思います」と感想を語っていました。