富山県民主医療機関連合会と原水爆禁止富山市協議会は8月28日、富山市内で今年の原水爆禁止世界大会・長崎大会参加者の報告集会を開きました。約30人が参加。世界大会参加者の報告を聞き、来年の被爆75年に向けて核兵器をなくす運動を富山でも大きく広げる決意を新たにしました。
今年の長崎大会に富山から16人が参加しましたが、そのうち6人が世界大会に参加した感想を次々と発言。長崎大会参加者最年少の民医連・永井里樹さん(20歳) は「世界のあらゆる国の政府代表や市民、被爆者、反核平和団体の代表ら4000人以上が参加しとても一体感があった」「核兵器がある限り平和ではない。再び悲惨な原爆が起きる。私はこれから、国が核兵器廃絶に向けてより一層考えてもらうよう運動に貢献していきたい」と力強く決意を語りました。「開会総会で核兵器禁止条約批准国にボリビアが加わり25ケ国に達したことが報告されると会場は熱く盛り上がった。核兵器と人類は絶対共存できない。核兵器禁止条約発効に向けてヒバクシャ国際署名を拡げよう」(新婦人から参加した坂本紀子さん)など熱い報告が続きました。
また会場からも核兵器廃絶やヒバクシャ署名の取り組みなどの発言があり、来年のNPT再検討会議やニューヨークでの原水爆禁止世界大会に向けて取り組みを強めることを確認しました。