9月定例富山県議会本会議が17日開かれ、日本共産党のひづめ弘子県議が一般質問に立ちました。
ひづめ県議は、石井隆一知事に対して、感染が拡大し続けている豚コレラ対策として、豚へのワクチン接種を、再度、強力に国に働きかけるよう迫りました。飼養豚への感染はこれまで9県に、富山県内でも野生イノシシ13頭の感染が確認されています。
石井知事は、「今は豚に感染が広がらないよう、必死に食い止めている状態。関係県ともよく相談をして、国に強く働きかけたい」と答えました。
精神障害者を県単独医療費助成制度に加えるべきとの質問に、石井知事は、「できるだけ早期に一定の方向性でまとめられるよう努力したい」と前向きな検討を明言しました。県内の障害者団体が求め、日本共産党も実現をめざして取り組んできました。
自治体の障害者雇用水増し問題の改善状況や、県庁舎・県有施設のバリアフリー化などについても質問。県側は、県立美術館の点字表示や階段の手すりの安全なものへの改善を検討するなどと答弁しました。
ひづめ県議は、消費税増税問題、韓国との関係の改善、幼児教育・保育の無償化にかかわる副食費への支援、公務員へのマイナンバーカード取得勧奨などについてもとりあげました。