トピックス

合口用水 国交省は相当の取水量削減の方向か 農業用水の水を削って何に使う 町長「県・隣接市町・土地改良区と連携し慎重に対応していく」

カテゴリー: 党・議員(団)ニュース

 黒部川の水の許可水利権の主なものは、発電用水と農業用水です。来年度は、10年に1度の黒部川合口用水の水利権見直しの年です。

 入善町6月議会の一般質問で、日本共産党の松田俊弘議員は「国土交通省は、県に対し農業用水の相当量の減水を示唆していると聞く。主な理由は、転作の拡大で水田面積が減っているからだという。町内一部の地域では、用水の水量が不足し水田に十分に水を引き込めない所がある。また、水田の水は、地下水涵養に重要であり、用排水の水は、防火水利として欠かすことのできない役割を持っている。こうした点からも、取水量は増やすことがあっても、減らすことなどあってはならないと思うがどうか」と質しました。
 米澤町長は「水利権の水量は、農業や生活のスタイルが大きく変わる中で、変わらないという保証はない。町としては、灌漑用をはじめ、町民が安心して暮らしていくために必要な水量の確保に向け、県や隣接する市町及び土地改良区などと連携を密にし、慎重に対応していく」と答えました。

 

 

▲ このページの先頭にもどる

© 2013 - 2024 Japanese Communist Party, TOYAMA