《林副市長》住吉ポンプ場の機能強化:一日も早い完成にむけて努力したい。地久子川:早期の全区間の事業完了を県に要望。道路側溝:積極的な改修に努力。
8月23月の記録的な集中豪雨によって、高岡市では家屋等への浸水被害、土砂崩れ、作物被害など大きな被害が発生しました。9月市議会の本会議で金平議員は「住吉ポンプ場の機能強化について、3か年計画をもっと短縮してほしいとの痛切な声が、被害地域の住民から寄せられている。前倒し実施を求めたい」と質問しました。
林副市長は「住吉ポンプ場の機能強化については、『高岡市緊急浸水対策行動計画』策定時に緊急性を考慮し、可能な限り事業期間の短縮を図るため、詳細設計の早期着手や土木工事、電気工事、機械工事の並行作業による工期短縮を図り、3か年で行うこととしている。現在、平成27年度末の完成をめざし、事業を進めているところであり、一日も早い供用開始が図られるよう努めたい」と答弁しました。
地久子川については、県において昨年度から事業費の大幅な増額が図られ、川幅が狭くなっているJR橋りょう部の改修工事に着手し、従来1本であった流水口を3本に増設された。
この区間については、当初計画を繰り上げ、早期に完了させるため、9月補正予算要求もされたと聞いており、本市としては、引き続き早期の全区間の事業完了を要望したい」と答えました。
道路側溝の改修については浸水対策に効果的なものであることから、昨年度から事業費の増額を図りながら計画的な改修に努めている。今年度からは、国の交付金を活用できることとなったことから、道路側溝改修の前倒しに努めており、来年度も引き続き積極的な改修に努めたい」と答弁しました。
「日本共産党高岡市議会ニュース」第587号 2013年9月12日より