議長・副議長は会派から離脱し公正一中立の議会運営を。市議会として市政報告会開催を。議員の海外視察自粛を。国民の知る権利を奪う「秘密保護法案」反対の意見書の議決を!《金平市議が市議会全会派に議会運営の改革の申し入れ》
日本共産党の金平市議は11月6日、市議会の全会派に「当面の議会運営についての要望書」を提出しました。その概要をお知らせします。
1.正副議長選挙について
①立候補者の所信表明演説を本会議で行うこと。
②正副議長は会派を離脱し、公正・中立の議会運営を。
2.議会基本条例に基づいた「開かれた議会」の取り組み
①市政報告会の開催を。
②請願者・陳情者の意見表明の機会を十分に保障すること。
③参考人制度を活用して、公共交通問題ト地方財政、原発問題等をテーマにして市議会として調査研究活動の強化を。
④「答弁者指定」の復活を。
⑤「総括質問」の運用の改善を。
⑥議会費の節減について
イ)議員の海外視察の自粛を。
ロ)議会運営委員会の視察の自粛を。常任委員会や特別委員会の視察は経費節減の見地から見直しを。
ハ)費用弁償の廃止を。
二)政務活動費の削減を。ガソリン代等の50%を政務活動費に充当することは妥当性を欠き、是正を。
ホ)多様な民意の反映を阻害する議員定数の削減は行わないこと。
3.国民から批判の強い「特定秘密保護法案」反対の意見書を議決すること。
消雪パイプの老朽化対策・維持管理の徹底を!
9月議会の決算審査で金平市議は、消雪パイプの老朽化によるトラブル防止のための国・県・市の連携の強化を要望。建設部長は「毎年、冬季前には、国・県・市・民間事業者で構成する連絡会を開催し、互いに情報を共有するとともに必要な対応策を協議している。消雪パイプの維持管理については、今後とも市民に不便をかけないよう努力したい」と答弁。
学校給食への異物混入対策は?
決算審査で金平市議は「市外の学校給食で、野菜裁断機のナットが混入していたという事例があったが、高岡市での対策は」と質疑。当局は「年間を通して、髪の毛や調理器具のかけらなどが給食に混入する場合もあるが、その際には、直ちに給食の提供を止めるなど、児童生徒の□に入らないよう安全確保に努めている」と答えました。
「日本共産党 高岡市議会ニュース」第594号 2013年11月14日