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ストップTPP in となみ-民主勢力の団結でTPPから離脱を

カテゴリー: 県内団体の催し

20131124stop_tpp 11月24日、「ストップTPPinとなみ」が砺波市内で開かれ、50名が参加しました。市内のJAや生協、労働運動、農民運動などに関わる人々で昨春結成された「TPPを考えるとなみの会」が主催。

 3回目の企画となる今回は、DVD「誰のためのTPP?―自由貿易のワナ―」(アジア太平洋資料センター制作)鑑賞の後、伊豫軍記氏(元日本大学教授)が「グローバリズムとTPP」と題し講演。

 氏は「安倍政権は開放を前提にした農業政策をすすめており、このままでは聖域5項目も崩れる」と指摘。富山のチューリップ球根生産を例に、「持続的な地域生産力の向上によって、地域社会の維持・発展をはかることが大切。どんなに頑張っても安いオランダの球根にかなわないなら、やはり歯止めが必要」とし、「多様な民主的勢力の団結で、多国籍企業戦略追随のTPPから離脱を」と訴えられました。

 球根生産者の水越久男氏は「儲けているのは一部の貿易企業だけ。オランダの球根農家が儲かっているわけではない」と実態を紹介。参加者から「学んだ私たちがTPPの問題を知らせなければ」、「農の営みの本質は生きるための命綱をつくるもの。経済面だけで語ってはならない」などの声がきかれました。

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