11月23日、核・エネルギー問題情報センター理事・児玉一八さんを迎え、演題「志賀原発は今どうなっているのか。活断層問題、原子力防災計画をめぐって」の講演会が光照寺(氷見市朝日本町・たこはん)で開かれました。主催は「原発ゼロをめざす会・氷見」で、60人が参加しました。
児玉さんは、地質学者と市民団体が志賀原発直近の現場で昨年から続けられた地質調査で確認された活断層を詳しく紹介しました。また、11月16日(土)に石川県と富山県・氷見市で原子力防災計画に基づいて行われた避難訓練の実態が、原発事故で放出された放射能から市民を守るにはほど遠く、避難訓練に値しないし、そもそも10数万の市民を非難することは全く不可能であることを、話されました。
参加者から「良い企画ありがとうございました。原子力防災訓練から原発ゼロをめざす視点が勉強になりました。」との声が寄せられました。
「ゼロ・氷見」の会員何人かが、この間、福島原発事故被害地を訪ねているので、現地の実態の報告会や、原発事故処理に取り組んでいる現場労働者の実態を告発したDVDの上映会などを「ゼロをめざす会・氷見」で取り組みたいと話しています。
【動画】志賀原発は今どうなっているのか より