消費税増税が市民生活を直撃!《金平市議》高岡市として消費税増税による市民負担増の試算を!《市当局》消費税増税に伴う影響額について把握するよう努めたい
消費税の税率が5%から8%に引き上げられる4月1日が目前に迫ってきました。物価は上がり続けているのに収入は増えず…くらしは立ち行くのか、仕入れにかかる消費税分は増えてもそう簡単に値上げできない、結局は身銭を切ることになる一国民の暮らしと営業についての不安はつのるばかりです。
政府の統計でも増税実施を前に経済状況は悪化をみせており、安倍政権が売り物にしてきた経済政策「アベノミクス」は行き詰まっています。消費税増税はいよいよ実行不可能です。4月からの増税は中止すべきです。
2月3日の市議会民生病院常任委員会で金平市議は臨時福祉給付金の給付に関連して「市として様々なデータに基づき、消費税増税による市民の負担増に関する試算を行うべきだ」と質問しました。福祉保健部長は「さまざまなデータを収集し、市の実態と照らし合わせながら消費税増税に伴う影響額について、把握するよう努めたい」と答弁しました。
消費税の8%への増税による高岡市関連の使用料・手数料への影響額は1億7千万円。日本共産党が市民負担の軽減を市当局に要求!
2月21日の議会運営委員会で金平市議は「消費税の8%への増税による高岡市関連の使用料・手数料への影響額は?」と質問。当局は影響額が1億7千万円となると答弁。金平市議は市民生活への影響を考慮して、軽減措置をとるよう求めました。
認知症対策の抜本的強化を。グループホームの新設を!
「高齢者の認知症対策を強化し、グループホームの新設の促進を」との共産党の予算要望に対して市当局から「相談窓口の充実や認知症地域説明会の開催、認知症キャラバンメイトの養成、支援策を充実させていきたい。グループホームの新設については、第5期高齢者保健計画・介護保険事業計画(計画期間:H24~H26)に基づき施設整備を促進したい」との回答が寄せられています。
3月市議会は3月3日開会(会期は20日まで)日本共産党は消費税増税から市民生活を守る施策、公共交通、高齢者施策、災害対策、教育行政、中小企業振興対策等で質問と提案を行います。
3月3日から3月定例市議会がスタートします。金平市議は、上記の項目を重点に市政全般にわたり本会議質問を行います。特に消費税増税から市民生活を守る施策として、国保税や保育料、下水道使用料、施設使用料等の負担軽減を提案します。教育委員会制度や介護保険制度の大改悪問題も重大です。
民生病院常任委員会では国保・介護・福祉事業、市民病院、生活環境、子育て支援、公共交通問題等について質問します。
「日本共産党高岡市議会ニュース」第608号 2014年2月27日