「いらんちゃ☆原発@富山」は4月13日、富山市で「いらんちゃ南相馬市視察ツアー報告会」を開きました。約20人が参加しました。
事務局のメンバーが3月15、16の両日、福島県南相馬市の日本共産党南相馬ボランティアセンターを訪れ、市内各地を視察した状況を報告。3人が視察の感想をのべ、南相馬から避難した家族を持つ女性が発言しました。
参加した60代の女性は、「誰も住んでいない町は異様だった。原発事故の過酷さを目の当たりにして、どう受け止めればいいか悩んだ。原発のない社会をみんなでつくることが本当に求められている」と語りました。
次男の妻が南相馬市出身だという氷見市の續池静子さん(71)は、原発事故で次男の妻の両親が一時、南相馬市から避難したが、避難の指定地域ではなかったので長期の避難ができず、放射線量が高くても南相馬市に戻らざるを得なかったことなどを報告。「二度と原発事故を起こさず、孫たちが原発のない日本で暮らせるよう、健康で命がある限り金曜日行動と氷見市での原発ゼロをめざす活動を続けたい」と話しました。