高くて払えない国保税の引き下げを!親切丁寧な税務行政を!《4・16民生病院常任委員会で金平市議が市当局に提案》
国民の反対を押し切って自民・公明の安倍内閣は消費税増税を強行し、来年10月からの10%への連続増税を狙っています。このような中で、「国民健康保険税が高くて払えない。何とかしてほしい」との声が高まっています。
4月6んちの市議会・民生病院常任委員会で金平市議は「平成25年度の高岡市の国民健康保険事業会計が黒字決算となる見込みであると聞いているが、現時点での決算見込みはどうか。市の一般会計からの繰り入れを全国平均並みに引き上げて、国保税の引き下げを!」と提案しました。
市当局は「決算については、高齢者福祉基金からの借り入れも行ったことから黒字を見込んでいるが、現在、精査しているところである。一般会計からの繰入金も含めた平成26年度の国保税については、現在検討を進めている」と答えるに留まりました。
また、国保税の滞納者への差押え処分が増大していることから「生活実態に即した適正な実施に努めるという総務省の通知もふまえて、親切丁寧な対応を求めたい」との金平市議の質問に当局は「滞納整理については、総務省の通知もふまえ、適正な実施についてどこまで対応できるのか、関係課とともに検討していきたい」と答えました。
「商店リニューアル助成事業」を実施し、全商店を視野にいれた施策の展開を!【御旅屋通りアーケード4,000万円購入問題に関連して金平市議が商業施策の改善を市に提案】
3月市議会では、御旅屋通りのアーケードを市が4,000万円で購入する問題が大きな焦点となり、行政が御旅屋通り商店街振興組合の借金の肩代わりをすることについて、厳しい批判が噴出しました。議会閉会後も「アーケードの維持管理費はどうなるのか」など市民の関心は極めて高いものがあります。
金平市議は4月28日、高橋市長に対して「御旅屋通り再生計画」に関する申し入れを行い、①御旅屋通り商店街振興組合の運営が民主的に行われ、組合員の総意が尊重されるよう市が充分な指導・援助を行うこと。②消費税増税のもとで商店経営が一層厳しくなっており、高崎市が実施し高い評価を受けている「商店リニューアル助成事業」に学び、店舗の改装や備品の購入に助成を実施し、市内のすぺての商店を支援すること。(高崎市では、商店の改装・備品の購入の半額を助成)③一部商店街に偏重した施策でなく、全商店街・商店を視野に入れた施策の展開を。④御旅屋通りアーケードの維持管理費への市負担の増大が懸念されるが見解は?
これらの要望について黒木産業振興部長は「高崎市の商店リニューアル助成事業は参考にしたい。しっかり勉強したい」と答えました。
「日本共産党高岡市議会ニュース」第618号 2014年5月8日