朝日町長選は5月25日投開票され、2期目をめざした「朝日町を明るくする会」の脇しげお氏(73)=日本共産党朝日町議2期=は、2,809票(得票率32.61%)を得ましたが、笹原やすなお氏(59)=自民推薦=に552票及びませんでした。
選挙は、脇氏のほか、元町議2氏を含めた3人が立候補し、4人による大激戦となりました。自民党は、町議だけでなく県選出国会議員、県議会議員が連携して同党推薦候補の応援に入るなど、総がかりで脇町政打倒をめざしました。
脇氏と「朝日町を明るくする会」は、6期続いた前町長のワンマン町政から風通しのいい町政をすすめ、ピロリ菌検査や肺炎球菌ワクチン接種への助成、移動販売車運行などの買い物支援事業、中学生までの医療費助成など、高齢化、少子化対策にとりくんできたことなどをのべ、再選を果たさせてほしいと訴えました。町民からは、「脇さんに続けてほしい」「まわりの人にも声をかけている」との期待の声が寄せられました。
選挙結果を受けてあいさつした脇氏は、「町民のみなさんと力をあわせていろんなことをしてきたが、不徳のいたすところで残念な結果になった。これまでのご支援に心からお礼を申し上げます」とのべました。