日本共産党富山県委員会はこのほど、村井和県教育委員長を訪ね、日本共産党の教育委員会制度に関する「提言」を渡し、懇談しました。
党からは、上田俊彦県委員長、ひづめ弘子県議予定候補(富山市)、高瀬あつこ県議予定候補(高岡市)、坂本ひろし県議予定候補(射水市)が参加しました。
地方教育委員会制度改悪法が参院本会議で自民、公明などの賛成で可決・成立したことを受けて、改悪法の内容を批判するとともに、悪法のもとでもいかに県教育委員会の自主性を守っていくかについて、率直に懇談しました。
上田氏は、昨年の9月県議会で自民党議員が戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」の描写が偏向しているとして、県教委の対応を求めた質問をとりあげ、安倍内閣の教育委員会制度改革で、首長からのこうした干渉が強まると指摘しました。
懇談では、教育委員会本来の役割を発揮するために必要な体制などについても話し合いました。