高岡市の「戦争イヤわいね9条の会たかおか」は6月22日、市内で「8周年記念 軽音楽と講演 平和のつどい」を開きました。約80人が参加しました。
呼びかけ人の氏原幸八さんが、「安倍内閣の暴走政治にストップをかける力を大きく強くするための『つどい』にしよう」と開会あいさつ。バンド「シルバーZ」が、懐かしのグループサウンズの名曲“亜麻色の髪の乙女”“ダイアナ”などを演奏しました。
呼びかけ人で浄土真宗本願寺派専福寺住職の土岐慶正さんは、いのちの大切さを仏教の教えと重ねて話しました。
記念講演では、浄土真宗本願寺派本願寺富山別院輪番の仲尾博信さんが、沖縄の本願寺に赴任していたときに学んだ「沖縄の戦争」について報告。サンフランシスコ講和条約が発効した日(1952年4月28日)は、「日本が独立したのではなく、日本から沖縄が見捨てられた怒りの日」として集会がもたれていることや、日米地位協定のもとで米軍の犯罪に苦しむ実態などを語りました。
参加者からは、「沖縄のリアルな事情の一端を知りました。微力ながら平和のためにしゃべり続けたいと思います」「軽音楽演奏は懐かしい曲で楽しみました。土岐さんの話はわかりやすく心に染みました」などの感想が寄せられました。