総選挙が公示された12月2日、朝から冷たい横なぐりの雨やあられが降るなか、日本共産党は、高橋わたる1区候補が富山市の党富山地区委員会事務所の近くで、平崎いさお2区候補が魚津市の党新川地区委員会事務所のそぱで、坂本ひろし3区候補が高岡市の党呉西地区委員会事務所近くで、それぞれ第一声をあげました。
各候補は、消費税増税、集団的自衛権、原発再稼働など暴走を続ける安倍政権と対決し、対案を示し、国民と共同する日本共産党を躍進させ、政治を変えようと訴えました。
富山2区の出発式では、脇四計夫前朝日町長も激励のあいさつをしました。脇氏は、アペノミクスの2年間で、大企業の労働者の賃金は上がったが、正規労働者が減り、非正規労働者が増えるなかで、日本全体では賃金が下がり続けていると指摘。庶民の暮らしを苦しめている消費税の10%への増税を阻止するためには、日本共産党が伸びなければならないと力説し、自身も奮闘する決意をのべました。
今回の総選挙で、自民党と日本共産党は全小選挙区に立候補。一方、民主党は、どの選挙区でも候補を擁立できませんでした。維新の党は富山1区で立候補。社民党は、同2区に候補を擁立しました。
また、県農協グループが比例代表を自主投票とし、民主党と連合富山は小選挙区を自主投票としています。