介護報酬引き下げ《金平市議》介護基盤の崩壊をもたらす介護報酬引き下げ。引き下げ中止を国に要請を!《林副市長》介護事業者の意見を聞き県・国へしっかり要望したい。
12月市議会の議員協議会(12月16日開催)で金平市議は「政府が介護事業者に支払う介護報酬について、2015年度の改定で引き下げる方針を示した。介護事業者の経営や介護労働者の賃金に悪影響を及ぼすことが危惧され、介護基盤の崩壊にもつながる。全国市長会等を通じ、介護報酬引き下げを行わないよう国に要請すぺきでは」と提案しました。
林副市長は「高齢者の増加、介護を必要とする方々の増加に伴う相対的な経費の増加にどう対応するかは、国全体の問題でもあり、多<の市町村、また利用者にとっても大きな問題である。介護保険事業は、利用者負担の問題、介護事業者・看護師の人材確保の問題があり、従来から利用者負担の問題に対しては、国に要望を行っている。
人材確保については、消費税率の引き上げが見送りとなった方針を受けて、引き上げ分を財源とする予定であったため、不透明感が増している現状である。市としては、介護事業者等の意見を聞き、市としてでき得る支援も図り、必要な事項について県・国へしっかり要望を行っていきたい」と答弁しました。
デマンドバス・デマンドタクシー-交通不便地域の解消、高齢者の買い物支援ヘデマンドバス・タクシーの早期導入を!
決算特別委員会で金平市議は、デマンドバス・デマンドタクシーの導入に向けた検討状況を質問しました。市当局は「今後、地域のニーズをしっかり確認しながら、県内の取り組み状況も把握し、実施すべき地域は進めていきたい」と前向き姿勢を示しました。
市内小学校での赤水問題の解決を!
12月市議会の総務文教常任委員会で金平市議は、市内の小学校で水道管の老朽化による赤水で悩んでいる実態があることを指摘し、早急な対応を求めました。教育委員会からは「赤水が発生している学校は把握しており、新年度に赤水解消のための予算を要求しており、教育委員会として早急に取り組んでいきたい」との回答がありました。
「日本共産党高岡市議会ニュース」第651号 2015年1月15日