日本共産党高岡市委員会は3月15日、同市内で藤野保史衆院議員を迎えて「地域経済を考えるつどい」を開きました。50人余が参加しました。
藤野氏が「地域経済を立て直すために」と題して講演。県商工団体連合会の折橋英明会長が中小業者の状態について報告しました。
藤野氏は、昨年10月、高岡市で地域経済の実態調査をしたことをもとに、活性化について提案しました。住宅リフォーム助成制度については、高岡市の大手アルミ業界も注目し実現に期待しており、下請けの仕事も増えると指摘。伝統産業の高岡銅器や漆器は、全工程が地域で完結できる強みを持っていることを生かし、行政が丸ごと、面として支えていくような対策が必要だと強調しました。
折橋氏は、銅器業界に従事する立場から実態を報告。折橋氏自身、好調時から売り上げが半減していることや、消費税増税もあって分野によっては後継者がなく存続が危ぶまれる状態になっていることを話しました。
日本共産党の高瀬あつこ県議予定候補は、県議になって住宅と商店のリフォーム助成を実現し、消費税増税反対を発信したいと訴えました。
会場からは、「住宅リフォーム助成制度は、大手アルミ業界も求めていると聞いて、目からうろこが落ちた」「共産党の県議が1人では少なすぎる」などの声が出されて
いました。
参加した男性は、「藤野さんは、高岡の経済をよく調査している。すばらしい国会議員だ。感動した」と話していました。