日本共産党富山県委員会 障害者団体と懇談
日本共産党富山県委員会は14日、富山市内で障害者・難病患者団体と懇談しました。
障害者団体からは、8団体15人が参加。党からは、高橋わたる県書記長・参院富山選挙区予定候補、ひづめ弘子県議らが参加しました。高橋氏があいさつし、ひづめ県議が県議会のとりくみとして、障害者差別解消法と4月に施行される「障害のある人の人権を尊重
し県民皆が共にいきいきと輝く富山県づくり条例」に関連して報告しました。
障害者団体からは、「条例で位置づけられた地域相談員の確保が十分とは言えない」「県・市町村の職員にも合理的配慮の意味が浸透していない」などの声が寄せられ、「市
町村でも民生委員など関係者を集めた会議をもってほしい」などの意見が出されました。
その他、「県リハビリテーション病院に4月から小児てんかんの専門外来が新設されるのは一歩前進だ。成人の専門員がいないのは北陸では富山だけ。確保を求めていきたい」「ろうあ者のデイサービスは県で1カ所だけ。富山市以外の利用者も増えている。送迎の経支援者数の把握や福祉避難所の指定数が市町村ごとにアンバラス。手あげ方式は改善を図るべき」「肺炎球菌ワクチンの補助を求めていきたい」「富山大付属病院にファミリーハウスの設置を求めていきたい」などの要望が各団体から出されました。