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戦争のこわさ知ってほしい 富山大空襲の犠牲者を追悼

カテゴリー: 県内団体の催し

県原水協と「語り継ぐ会」 市民平和行進実施

 原水爆禁止富山県協議会と富山大空襲を語り継ぐ会は1日、富山市内で「核兵器も戦争もない世界を!富山大空襲死没者追悼市民平和行進」を行いました。参加者は、菊を手に

菊を手に富山大空襲の犠牲者を追悼して行進する参加者=1日、富山市

菊を手に富山大空襲の犠牲者を追悼して行進する参加者=1日、富山市

富山市役所前を出発し、大空襲で焼け出された市民が逃げ込んだ神通川まで歩いて献花しました。
 富山大空襲は1945年8月2日未明、米軍のB29爆撃機の大編隊によって行われた空襲。当時の中心市街地の99・5%が焼き尽くされました。死者は推定3000人、約8000人が負傷しました。
 神通川原で開かれた集会では、富山大空襲を語り継ぐ会幹事の柴田健次郎氏と仏教者九条の会の阿部行道氏がそれぞれ、戦争を許さず平和を守るための取り組みを強めようとあいさつしました。
 昨年に続いて参加した柴田恵美子さん(68)は、「大空襲で逃げ惑う人を思いながら行進した。戦争を知らない人が増えているので、多くの人に戦争の怖さを知ってほしい」と話していました。

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