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庶民とかけ離れた議員報酬引き上げ撤回は当然

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富山市議会自民党が12月議会に提案

 富山市議会の政務活動費不正取得問題で、会派の議員7人が辞職した市議会自民党は9月26日、来年4月からの議員報酬引き上げを撤回する条例案を、市議会12月定例会に提出することを決めました。議員報酬引き上げは、6月議会で自民党が強行。公明、民政クラブが同調しました。
 日本共産党はじめ他会派も賛同する意向で、ようやく議員報酬引き上げが撤回される見込みとなりました。
 マスコミの取材に対して、自民党の柞山(ほうさやま)数男幹事長は「想像もしなかったことが起きた。市民の批判も強く、いったん振り出しに戻すべきたと考えた」と説明しています。
 議員報酬引き上げに対して、日本共産党は、社民党とともに本会議で反対。「市民が主人公の富山市政をつくる会」など市民団体と市民も引き上げ強行に反対し、抗議していました。
 自民党の撤回条例案について、日本共産党の赤星ゆかり市議団長は、「そもそも6月議会で、市民感覚とかけ離れた議員報酬の引き上げを強行したこと事態許されないことで、撤回は当たり前。自民党には、引き上げに対する反省と謝罪を求めたい。引き上げに賛成した公明党と民政クラブの責任も大きい」と話しいています。

 

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