「平和・民主・革新の日本をめざす富山の会」(略称・富山県革新懇)は4 日、富山市で2016年度総会を開き、40人が参加しました。
全国革新懇の乾友行事務室長が「『市民と野党の共闘』の発展をめざす課題と革新懇の役割について」と題して記念講演しました。
乾氏は、野党と市民の共闘を実現する上で、これまで独自に活動をしてきた団体が戦争法反対で共闘し、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」を結成したことの意義を説明しました。暴走を続ける安倍政権を打倒するためには野党共闘の発展が不可欠だと指摘。革新3目標を掲げ、確固とした立場と未来を切り開く展望を持つ革新懇を草の根で結成し、野党と市民の共闘を促進しようと訴えました。
池田克己事務室長が総会決議案と役員を提案し、参加者で確認しました。総会決議では、県内で「オールとやま県民連合」の結成と参院選での野党共闘実現に、革新懇賛同団体が大きな役割を果したことを強調。今後、県内の全自治体に地域革新懇を確立し、総選挙での市民と野党の共同の発展めざして建設的な提案を行い、共同の「要」と「架け橋」の役割を発揮するよう呼びかけました。
討論では、戦争法強行に怒り、自民党支持をやめた人に働きかけて共同が実現した経験や、戦争法廃止運動の先頭に立とうと、昨年11月から毎月地域革新懇ニュースを500部発行しているなどの意見が出されました。
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