原発をなくす富山県連絡会準備会は5月20日午後、富山市内で2017年総会を開きました。
「原発のない社会へ」と題して、福井大学名誉教授で工学博士の山本富士夫さんが講演しました。
山本さんは、日本で原発事故を繰り返さないためにも全ての原発をなくすべきだが、安倍政権はエネルギー基本計画のもとで原発の再稼働をすすめていると指摘。しかし、原発に関わる国内外の情勢は、国内での事故後の世論の変化をはじめ、世界ではドイツだけでなく約20カ国が脱原発に向かい、今や終末期に入っていることを強調しました。
山本さんはまた、「脱原発と原発のない社会づくりは、手の届かない夢ではなく、国策の誤りを指摘しつつ住民運動によって勝ち取ることができるものだ」と訴え、運動をさらに強めることを呼びかけました。
総会では、準備会をはずし、「原発をなくす富山県連絡会」として、今後活動していくことを確認しました。
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