県労連が第52回定期大会開く
富山県労働組合総連合は12日、富山市で第52回定期大会を開きました。
あいさつした増川利博議長は、城南交通不当解雇撤回訴訟で勝利和解を勝ち取ったことを紹介。労働者に頼りがいのある存在となり、要求実現の力を強めるために、5000人の県労連をつくろうと呼びかけました。北朝鮮問題では、ミサイル発射や核実験を繰り返す北朝鮮の暴挙を批判した上で、憲法9条を守る立場でのねばり強い対話が必要だと強調。アメリカといっしょになって戦争への道を突き進む安倍政権を、市民と野党の共闘を大きく展開して退陣させようと訴えました。
大会では、昨年の県知事選や今年の富山市長選のたたかいを含め第51回大会以降の活動を総括。賃上げと暮らしの向上、安倍政権の「働き方改革」を許さず人間らしい雇用の実現、核兵器廃絶、震災復興、原発ゼロを求める、など2017年度の運動方針と、秋季闘争、組織の拡大方針案を決定しました。増川議長、高野善久事務局長をはじめとした新役員を選出しました。
日本共産党の坂本ひろし呉西地区委員長(衆院富山3区候補)、富山中央法律事務所の水谷敏彦弁護士、全国労働組合総連合の盛本達也常任幹事がそれぞれ、来賓のあいさつをしました。