大学人9条の会(富山)は3日、富山市で「2017憲法講演会」を開き、80人が参加しました。
名古屋大学大学院の愛敬浩二教授が「アベ改憲のねらいと9条擁護論の課題」と題して講演しました。
愛敬氏は、総選挙の結果、自公が3分の2の議席を確保し改憲の危機が強まったと述べました。一方で、立憲民主党が野党第1党になり、野党を改憲賛成に巻き込むという安倍政権の思惑通りには簡単にいかなくなったと説明。自民党の比例の得票率も3割余にすぎず、国民投票になっても改憲案が過半数となる保障がないことも指摘しました。
市民と野党の共闘をさらに強めて、改憲を阻止する運動の強化を強調。とりわけ、「九条の会」も参加する「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が呼びかけた3000万署名を成功させて、改憲許さない意志を示そうと呼びかけました。
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