「9条の会」富山県連絡会は16日、富山市内で3000万人署名促進の交流会を開きました。15の地域の「9条の会」代表が参加。憲法をめぐる情勢や各地の取り組み・教訓を学び合い、交流しました。
9条ファンクラブの長谷川了一氏が情勢報告。長谷川氏は、自民党改憲案を国会に提出させていない世論と改憲反対の市民運動の力を評価。安倍首相は改憲をあきらめておらず、「今年は決戦の年」と位置付けて地域や草の根で憲法対決・決戦に持ち込もうとしていると強調。専守防衛をかなぐり捨て大軍拡を進めていることなどを明らかにしました。そして署名の担い手を広げ、通常国会での改憲発議を許さず、野党共闘の力で参院選を勝利し、安倍内閣を退陣させようと呼びかけました。
署名活動交流では「毎週地域を決めて署名している。9条署名は3368筆、核署名は5000筆を超える。パンフも800冊活用、募金(核)も36万5千円集まった。学習会や憲法カフェを重視している。署名の際は相手をリスペクトして論争しない。よく話し合うことが大事」(小矢部9条の会)
「月2回地域を決めて署名に入っている。高岡では全部で3000位の署名を集めた。お互い話し合うことが大事で要求や市政の不満などが次々出てくる。スタンディングも72回になる」(高岡地区9条の会)
「団地を中心に月1回署名に入っている。チラシを2~3日前に入れ、2人1組で署名に入る。これまで14回行動した。署名の時出される疑問・質問を出し合って学習会もやっている」(入善9条の会)など各地の9条の会がそれぞれ発言しました。
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野党共闘の力で安倍政権を退陣に
「9条の会」連絡会が交流会
カテゴリー: 県内団体の催し