労働組合や民主団体20団体で構成する第90回メーデー富山県集会実行委員会は1日、富山市の富山国際会議場で富山県集会を開きました。約700人が参加。
実行委員会を代表して、中山洋一富山県労連議長が主催者あいさつ。安倍政治は「働かせ方改革」など企業が最も活動しやすい国をめざし、長時間や過労死、非正規労働を強行するなかで、より豊かに生きるための労働を職場から進めようと訴えました。消費税増税と改憲を許さぬたたかいの発展、野党共闘による参院選勝利を呼びかけました。
来賓として「オールとやま県民連合」の土井由三共同代表、「市民が主人公の富山市政をつくる会」の足立千恵子事務局長、日本共産党富山県委員会の上田俊彦県委員長があいさつ。上田氏は「4月の沖縄、大阪衆院補選で自民候補が連敗し、安倍政権は衝撃を受けている。富山では県議選で共産党は40年ぶりに2議席を獲得した。参院選野党共闘の協議を加速し、本気の共闘で自民を追いつめよう」と訴えました。
集会では11団体それぞれのメンバーがプラスターやのぼり、デコレーションをかかげながら舞台に出てアピール。各団体が取り組んでいる要求や主張を訴えながら、消費税増税や改憲ノーを訴えました。
集会後、参加者は雨のなか、富山駅に向けてパレードし、道行く人に訴えました。
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より豊かに生きるための労働へ 第90回県メーデー集会に700人
カテゴリー: 県内団体の催し