6 日に朝日町をスタートした原水爆禁止2019年国民平和大行進・富山―広島コースは9日、富山市を出発し、約80人の参加者らが、射水市、高岡市に向かいました。
富山市の県庁前公園で開かれた出発集会では、日本共産党のひづめ弘子県議が、連帯のあいさつ。「中川忠昭県議会議長にも快く『ヒバクシャ
国際署名』に署名していただいた。核兵器禁止条約は70か国が調印し、23か国が批准した。非核平和に向かって進んでいこう」と話しました。「非核の政府を求める会」の水谷敏彦弁護士、広島まで歩きとおす通し行進者の山田太枝さんもあいさつしました。
午後からの射水市の出発式では、核兵器廃絶と平和を願う被爆者の思いを継いで活動している被爆二世で、富山県被爆者協議会会長の小島貴男氏が初めて平和行進に参加してあいさつ。「広島で被爆した父は、原爆で一瞬にして14万人の命が奪われたと語った。被爆者の叫びを多くの人に伝えていくのが私たちの使命。一緒に歩かせてください」と訴え、高岡まで行進しました。
行進は、15日に倶利伽羅峠で石川県に引き継がれました。