「明るい富山県政をみんなでつくる会」は20日、石井隆一県知事に対して提出した2020年度富山県予算編成について交渉しました。要望書は昨年提出したもの。
交渉には「みんなの会」構成団体の代表ら14人が参加。ひづめ弘子、津本ふみお両共産党県議も同席しました。最初に「みんなの会」の米谷寛治代表委員が「桜を見る会などウソと隠蔽の行政に対して国民の不信はかつてなく大きい。安倍首相は全世代型社会保障の充実と言っているが、全世代への制度改悪と負担を強めるものだ」とあいさつしました。
「富山県の福祉医療費助成制度は、すべて現物給付(窓口無料)にすること」という要望に対して、県は「市町村の意向を踏まえて実施している。要望があれば聞きたい」と回答。「富山県の地域医療構想(病床削減)、公立・公的病院の『再編・統合』について県として強く反対すること」との要望については県は「再編・統合の病院名の公表は地域住民に大きな不安を与えている。国が一方的に公表したもので地域の意見を聞くべきだ」と答弁しました。
その他、医療・福祉、子育て、学童保育や学校給食、生活保護などの問題で、各部局と交渉しました。