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コロナ禍のもとでも核廃絶を 国民平和大行進がスタート

カテゴリー: 県内団体の催し

 2020年原水爆禁止国民平和大行進の富山―広島コースは4日、朝日町役場前を出発しました。

 今年は新型コロナウイルス感染症防止のため行進を自粛。少人数で各自治体での交流会とスタンデイングを行い、アピールすることにしています。

 行進が出発する朝日町役場前の交流会では30度を超す炎天のもと10数名が参加。総務課の松田知幸氏が笹原靖直朝日町長のメッセージを読みあげ、越坂俊治議会事務局長が議会を代表してあいさつし、町と議会の激励金が送られました。行進団を代表して朝日町の脇四計夫氏は「今年は広島、長崎被爆75年目。コロナで行進は中止になっても、核兵器禁止条約の採択、核兵器廃絶を訴えていこう。新型コロナで世界は貧困と恐怖に脅かされている。今こそ軍事費ではなくて世界の平和と人類のためにお金を使うべきではないか」とあいさつしました。交流会では、富山県被爆者協議会の前会長、田島正雄さんが広島での被爆直後の体験を生々しく綴った体験記が朗読されました。

 参加者は、「核兵器廃絶の国際協定締結を」のゼッケンを付け、横断幕をかざして、ショッピングセンターアスカ前でスタンディング。荒尾勇二日本共産党町議や朝日9条の会の七沢京一氏が街頭から訴えました。

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