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県知事選挙 いのち支える県政実現へ かわぶち氏が立候補表明

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 富山市のN G O 代表、かわぶち映子氏(70)が8月31日、10月8日告示、25日投開票でたたかわれる富山県知事選挙に立候補を表明。確認団体と共に富山市内で記者会見を開きました。

 会見では、かわぶち氏を擁立した政治団体「いのちを支え合う県民の会」(略称・いのちの会)の土井由三世話人代表が「いのちの会は市民と野党の共闘を呼び掛けているオールとやま県民連合が団体・個人に呼び掛けてつくった政治団体。新型コロナ感染症拡大による閉塞状況を打破する候補者としてかわぶちさんが立候補を決意してくれた」とあいさつ。

 土井氏はまた「困った人に手をさしのべるのが政治。かわぶちさんなら確信をもって推薦できる」と述べました。

 かわぶち氏は、あいさつの中で「ベトナム戦争の難民支援など、国内外のボランティア活動を通じて政治の重要性を感じてきた」と知事選に挑む思いを表明。格差・貧困のない社会づくり、国籍・宗教・性の指向など多様性を認める社会、コロナ時代のもと医療・介護・福祉・教育などへの支援、脱原発、戦争反対・憲法を守ることなど、7つの政策を示しました。

 かわぶち氏は最後に「特に若い人に訴えたい。ボランティアも大事だが足元の政治はもっと大事。選挙を通じて若い人や女性に政治を考えてもらう一石になればありがたい」と訴えました。

 かわぶち氏の選挙体制として、選対本部長に水谷敏彦氏、事務局長に松浦晴芳氏が就くことも紹介されました。

 かわぶち氏はさっそく、翌9月1日に富山市の富山駅頭に立ち、市民にアピールしました。

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