党呉西地区「新春の集い」に武田参議も参加して訴え
日本共産党呉西地区委員会は1月23日、高岡市内で「2021年新春の集い」を開催しました。10月までに必ず行われる総選挙での日本共産党躍進と合わせて、年内の中間地方選挙での勝利をめざす集いです。「集い」には武田良介参院議員が参加。約60人の参加者を前に、あいさつをかねて講演しました。坂本ひろし衆院3区予定候補をはじめ、中間地方選挙の予定候補らが決意表明しました。
武田氏は、新型コロナに対する菅政権の無為無策を厳しく批判。日本学術会議の人事介入問題や、安倍前首相のウソが明らかになった「桜を見る会」問題に対して、国民の怒りが大きく広がったことで、政権発足から約4ヵ月で不支持が支持を上回る政権の行き詰まりがあらわになったと指摘。コロナから国民の命と暮らし、営業を守り、今月発効した核兵器禁止条約を批准する政府を作ろうとよびかけました。そのためにも日本共産党も参加する野党連合政権を実現しようと呼びかけ。反戦・平和の歴史や企業団体献金を受け取らない清潔な活動に感銘を受け、学生時代に入党した自らの体験を紹介しながら、「入党していっしょに政治を変えよう」と訴えました。
坂本氏は、1月7日からの豪雪被害に対して、「国民の苦難あるところ共産党あり」の精神で、いち早く被害調査に乗り出し、国会議員団との連携で倒壊した各地のビニールハウスの被害救済をすすめてきたことを紹介。被害救済のためにも、総選挙での党躍進めざして奮闘する決意を述べました。
4月の砺波市議選で、3期目をめざす境きんご氏がビデオで、10月の選挙で現有の2議席から議席増をめざす高岡市の兼平直巳、高瀬充子の両議員、11月に2議席回復をめざす射水市から、根木武良議員がそれぞれあいさつし、選挙勝利への欠を述べました。
参加者は、ガンバローで勝利への決意を固めあいました。
いのち、くらし最優先に富山市長選に向け高野氏訴え
1月23日、日本共産党の武田良介参院議員が来県。「市民が主人公の富山市政をつくる会」の高野善久代表委員とともに富山市内3カ所で街頭から訴えました。高野氏は4月11日告示の富山市長選に立候補することをすでに表明しています。
富山市の総曲輪グランドプラザ前で行われた街頭演説では「いのち・くらし最優先に、変えようとやま」と書いたオレンジの「市民の会」のぼり旗を数本掲げてアピール。武田議員は「今度の市長選は第1に新型コロナ感染拡大の中でコロナ対策に万全を期す選挙、第2に桜を見る会の疑惑、元農水大臣の収賄事件や選挙の買収、富山でも政務活動費の不正などをただす重要な選挙だ」と切り出し、市民の生命とくらしを守り、コロナ対策を抜本的に進める高野候補への支援を訴えました。また高野氏は政務活動費不正追及の先頭に立ってきた市民に信頼されるリーダーだとして支援を呼びかけました。
高野市長候補は、▽コロナに打ち克つ市政をつくる、PCR検査の抜本的拡充、保健所や医療・介護への支援▽富山市中心部偏重の開発でなく、周辺部の人口減少や過疎対策に力を入れる▽政務活動費の不正や市政の私物化を許さず、市民の声が届く風通しのよい市政をつくる―などの政策を述べ、立候補の決意を語りました。
武田、高野両氏の訴えをじっと聞いている人や、手を振って激励する人もいました。