総選挙を目前にした3日、日本共産党の藤野やすふみ衆院議員(北陸信越ブロック比例代表候補)が富山入りし、富山市2区の党と後援会員とのつどいに参加。総選挙での比例の躍進と、市民と野党の本気の共闘をすすめて政権交代を必ず実現する決意を固め合いました。
藤野議員は日本共産党と立憲民主党が自公政権を倒し、新しい政治をつくるために政権協力に合意したことを報告。「国会議員になって2期7年、最初は安保法制反対で市民と野党が共同でたたかったが、ようやく共闘が形になった。閣外協力であるが99年の共産党の歴史で政権を支えるという立場をはっきりと打ち出したことは非常に感慨深い」と語りました。藤野議員は、コロナ対策や気候危機、ジェンダー平等などについて述べ、日本の男女の賃金が女性は男性の55%、生涯賃金で1億円の格差になるなどの実態を示し、北陸はとりわけジェンダー平等が遅れており、その是正が必要だと強調しました。最後に「野党が本気で政権をめざすと様々な抵抗が生まれる。前回に比べても比例のたたかいは激烈になる。何としても私の比例議席を確保し、さらに2議席目をめざし頑張る」と決意を述べました。
参加者から「これまで選挙に行ったことのない近所の人が今度は行く、共産党に入れると言ってくれた。周りの人の政治を見る目が変わってきた」「日本の自殺が深刻。どうすればいいか」「志位委員長が閣外協力について大臣ポストがほしいという問題でなく、政治の中味を変えることと言ったことに感動した」などの意見や質問が活発に出されました。
つどいの後、参加者はプラスターをかざして藤野議員と一緒にスタンディングを行い、藤野議員は街頭から訴えました。