青山(1区)坂本(3区)両候補が健闘 県内で比例票約千票増える!
10月31日、投開票された総選挙で、日本共産党は全国では12議席から10議席に後退しました。また、比例代表北陸信越ブロックで藤野やすふみ氏の議席を守ることができませんでした。
富山県の日本共産党・比例代表の得票は、2万3769票(得票率5・02%)で、2017年総選挙からは999票増やし、得票率も0.19ポイント前進。比例代表北陸信越では、あとわずか足りず、藤野候補は次点となりました。
小選挙区は、1区で青山りょうすけ候補(46)=新=が、6300票(得票率4.91%)を、3区で坂本ひろそ候補(51)=新=が4万4214票(得票率21.46%)を得ましたが及びませんでした。
今回の総選挙で日本共産党は、県内でも市民と野党の共闘を粘り強く求めて取り組んできました。3区では社会民主党県連合が坂本候補の支持を表明。島村代表は出発式や個人演説会で弁士として繰り返し支援。立憲パートナーズの人や、れいわ勝手連も応援に駆けつけるなど、大きな変化が生まれました。
市民と野党の共闘を呼びかけてきたオールとやま県民連合有志のみなさんも、青山・坂本両候補の演説会に駆けつけて訴えるなど、共同の努力が選挙の中で取り組まれました。
2区では、日本共産党は、立憲民主党の越川やすふみ候補を自主的に支持すると表明しました。
【小選挙区の結果】
小選挙区1区~3区は、自民党が独占。また、1区では維新元職の吉田氏が比例復活で当選しました。
選挙結果を受けて青山・坂本の両候補は翌日11月1日にさっそく街頭に立って選挙結果を報告、今後の決意を訴えました。
●富山1区
青山りょうすけ 共産新 6300
たばた裕明 自民前 71696 (当)
吉田豊史 維新全 45411 (当、比例復活)
西尾まさえい 立民新 14563
●富山2区
越川やすふみ 立民新 41252
上田英俊 自民新 89341 (当)
●富山3区
坂本ひろし 共産新 44214
橘慶一郎 自民前 161818 (当)
高岡市議選は共倒れ、党議席失う
11月31日投開票された高岡市議選(定数27)で日本共産党が現職2人が議席に及ばず、新たな議席空白を生みました。
金平直巳・高瀬あつ子両候補は、20億円ある市の貯金を取り崩し、▷大規模なPCR検査 ▷介護保険料・国保料の引き下げ ▷小回りがきき、広域運行するコミュニティバスなどの公約を掲げ、「何よりのいのちが大切にされる政治をつくろう」と訴えました。市議選は有力新人8人、有名タレントや元市長候補、女性の新人など2人オーバーのかつてない激戦でした。
結果詳細は次の通り。
金平直巳 1465 28位
高瀬充子 1453 29位
入善町議選、引き続き2議席確保!
入善町議選(定数14)が10月7日告示され、定数と同数の立候補で無投票となりました。
日本共産党の松田俊弘氏が7期目、井田義孝氏が3期目の当選をはたし、複数議席を確保しました。