日本共産党富山県委員会は17日、10日に投開票された参議院選挙の結果報告集会を富山市内で行いました。比例代表の候補者として奮闘した武田良介前参院議員と、選挙区候補として全県を駆け巡った坂本洋史党県書記長、上田俊彦党県委員長があいさつし、次のたたかいに向けて全力を尽くす決意を述べました。党員や支持者ら50人余が参加。選挙での奮闘をお互いにねぎらいました。
武田氏はあいさつで、「15日に議員会館の部屋を後片付けをしていて、改めて議席を失った悔しさを実感した」「富山で行った演説でも、米価の暴落対策に期待するという声が寄せられた。訴えには手ごたえがあったが、残念ながら議席は後退した。もっと自力をつけ、新しい探求もやり、候補者として訴えを磨いていきたい」と決意を述べ、参加者が大きな拍手を送りました。
坂本氏は「出口調査で坂本への10代の支持が高かったことが希望。若者との対話を一過性とせず、党を強くする活動を進めていきたい」とあいさつしました。
上田県委員長は、候補者はじめ猛暑のなかでの奮闘をねぎらうとともに、強く大きな党づくりの決意を述べました。
両候補への花束贈呈のあと、参加者から4人が参院選をたたかっての思いを話しました。「国民の利益になる活動を楽しくやることが、若い世代も引きつける力になると思う」「選挙中に行った真ん中世代への働きかけをもっと考えたい」など、目前に迫った中間選挙や来年の統一地方選など、今後に向けた決意が口々に語られました。
来年4月に県議選をたたかう津本二三男県議の音頭で、統一地方選と一連の中間地方選挙での勝利をめざして「ガンバロウ」を三唱。8月7日投開票の小矢部市議選、朝日町議選と続く黒部市議選、氷見市議選のたたかいに加え、統一地方選挙の県議選と舟橋村議選での勝利に向けて、参加者で決意を固めあいました。